【日報】20170808【お偉いおじさんに説教してきたよ】

今日は在宅の訪問診療や往診の合間に某所に行ってきました.

日本の医療の世界のお偉いさんが集結しているフロアです.

わたしはいつもそこに顔パスで入ってしまいます.(笑)

普通は警備が厳重なので入れませんが.

顔で覚えられているので,文字通り顔パスです.

今日は,くそ偉いおじさんのお部屋にお邪魔して,いっぱい説教をしてきてしまいました.

幼稚園児ですから.

じつは,わたしとツーショットで写っている超お偉いおじさんにも

昔,説教して帰ってきてしまいました.

 

ところが,このおじさんは大変な人格者で

わたしが帰り着くまでの30分くらいの間に

怒っておじさんに説教して帰った私に向かって,食事のお誘いをくれました.

すごいですよね.一番えらいのに,全然偉そうじゃなくて,すごいんです.

だから食事にいったときは,プレゼン資料を作りました.問題点が把握できやすいように.

懐かしい思い出です.

それからのわたしとおじさんは,個人と個人としての関係を築いてきた.

わたしはがんプロフェッショナル養成プランというがん対策基本法によりできた大学院コースの1期生.

教官がいないから全国からその道の第一人者を選りすぐり,ぜいたくな講師陣で授業が行われた.

臨床実習のある初めての大学院コース.

臨床研究を企画立案して遂行するための知識を身に着けるということも目標に入っていて

医療統計,医療倫理などを叩き込まれてくるのががんプロ.

文科省の肝いり事業で最も力が入って育成された今風の大学院生の私と

このおじさんは全く互角に話ができたというか,いつもわたしが圧倒されていた.

おじさんは本当にとても熱心にお勉強していた.すごく頭がいい.

会議をまとめるには相手の考えがわからないといけないし

お偉いさんになると自分の専門分野かどうかに関係なく問題は降ってくるから.

すごいお勉強してた.

でも,おじさんは会長の椅子を降りないといけなくなった.

おじさんを追い落とそうと画策した人たちがいて.

 

 

今,日本を揺るがす研究不正をわたしは告発しようとしているけど,本当はおじさんと解決していこうと思っていた.

去年からいろいろ問題提起していたけど,なかなか手ごわくて動かなかった.

落ち着いて取り組もうと思っていたら,おじさんは落選してしまった.

 

あたらしいおじさんが来た.

あたらしいおじさんは,わたしに言った.

質問状を書け.

そしてわたしは質問状を書いたが,新しいおじさんは質問状の意味すら分からなかったようで

もっと短くしろといった.

知識がないのに短くすると余計わからなくなるけど?

そもそも,自分が委員会に出て対峙しないといけないから,自分が一番わかっていないといけないのに

あたらしいおじさんは理解できないからまってくれという.

おいおいおい?

おじさん.お勉強する気がないの?

その椅子は孤独な椅子だ.

お勉強するしかないのさ.

いやなら降りろ.

幼稚園児だから,相手が誰でも関係ないね.

わるかったね,成長しなくて.

 

どうせわたしは遺伝子足らないから.

GNAS遺伝子欠けるとこうなるんです!! (キリッ

 

そもそもあたらしいおじさん.

自分でちゃんとやんなよ.

前のおじさんは本当に必死でお勉強してたよ.

日本で有数のその孤独な椅子に涼しそうに坐ってたけど,本当に孤独だったよ.

あたらしいおじさん.

もっとちゃんとお勉強しな.全然足らないね.

大体このあたらしいおじさんは,わたしに文書出せと言ったくせに
本当に文書が出て来たら理解できないからか,短くしろとかこのままでは使えないと言った.

だったら最初からちゃんと,何字以内でかけと言いな.
最初に言わなかったら様式はないということだ.

その上さらに,この新しいおじさんは,わたしに文書を出せと言っておいて
実際に出したら個人が出してきたものを扱う必要はないと言ったそうだ.

おいおいおい????

洋美ちゃん,超戦闘能力高いけど.やるか?

といったら,あたらしいおじさんには丁重にお断りされた.
喧嘩も買えないのか?

おこちゃま大学院生に向かって,どうどうと向き合うこともできないとは

こんどのおじさんはこまったものだ.

おじさんはまえのおじさんのガバナンスを問題にしたくせに

おじさんちの弟子をあたらしい役員会に勝手に加えてしまった.

規約にないことをするってどういうこと??????

あたらしいおじさん.あなた困った人ね.

わるかったわね.どうせこんなくそえらいおじさんに説教する医師はわたしくらいだ.

だれもやらないから,一方的に忙しい.

ぶつぶつ.

22日はこの件で厚生労働記者会で記者会見します(^_^ゞ

日本を揺るがしたディオバンが可愛く見えるようなしろものだ.
小室先生.
怒ってごめんねって感じ.

しかし.コムロ先生を肯定は出来ないね.

来年内科学会であったら,壇上にもしいたら,質問してやる.

先生のお顔の皮膚はこの上なく厚そうですが,その柔らかさを保つお手入れの秘訣を是非ご教授を!

(笑)

(*///∇///*)

楽しそうだぁ~.

内科学会,ばんざーい!

 

 

 

 

 

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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