【日本屈指の洗濯板専門医(高知県産)が日本を洗濯するぜよ】【公開】ケアプロの訪問看護をターミナルがん患者に頼んだら...il||li _| ̄|○ il||l

わたしのフェイスブックに,記事を書いていましたが

フェイスブックは個人のページは非公開です.

このたび,覚悟をもって国民の皆様が訪問看護事業所を選ぶ参考になる情報が少なすぎるので,発信することといたしました.

わたしは医師歴8年目にT大学法学部に学士入学して,司法試験予備校の授業も商法以外は一生懸命聞いてお勉強した変わり者医師です.
患者を守るために理論武装する必要があったからです.

刑法では名誉棄損罪が成立する場合においても、その行為が「公共の利害に関する事実」(公共性)にかかわり,且つ、「その目的が専ら公益を図る」(公益性)ことにあった場合,「真実であることが証明」(真実性)されたときは、処罰されないものとされています(刑法第230条の2).
最高裁判所昭和44年6月25日判決では,「刑法230ノ2の規定は、人格権としての個人の名誉の保護と、憲法21条による正当な言論の保障との調和をはかったものというべきであり,これら両者間の調和と均衡を考慮するならば,たとい刑法230条ノ2第1項にいう事実が真実であることの証明がない場合でも、行為者がその事実を真実であると誤信し、誤信したことについて、確実な資料、根拠に照らし相当の理由があるときは、犯罪の故意がなく、名誉毀損の罪は成立しないものと解するのが相当である.」と判示しています.
この「行為者がその事実を真実であると誤信し,その誤信したことについて,確実な資料,根拠に照らし相当の理由があるとき」のことを、「真実相当性の立証」というようです.

医療保険も介護保険も原資は公費.
今回,真実性・公益性があるので,名誉棄損には該当いたしません.

 

わたしは,がん対策基本法より全国に設置されたがんプロ大学院(がんプロフェッショナル養成プラン)の1期生.2008年にこの大学院はスタートしました.

がんプロ大学院の設置目的は,【がん対策基本法の理念を現場で粛々と実行する部隊を養成する】です.

文部科学省では高等局医学教育課医学教育係が医師であるわたしたちを管轄.
厚生労働省ではがん対策基本法所管部署である健康局がん・疾病対策課がわたしたちの所管部署となります.

国策を一つ推進するために養成された私たちは,国策部隊.
がんプロ大学院は,医師のコース(腫瘍内科コース,緩和ケアコース,腫瘍外科コース,放射線治療コース),看護のコース,薬剤師のコース,放射線物理師のコースなどがあります.

わたしの腫瘍内科コースは,日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医を卒業後に取得するのが目標のコースです.
わたしは,大学院3年目の既に2010年にがん薬物療法専門医を取得しました.

大学院生なのに,2013年の日本臨床腫瘍学会の学術集会で会長シンポジウムの招待演者(毎年3人位しかいません)になったことから
文科省厚労省ともに,最も優秀ながんプロ1期生と認定していただいています.

お国のために働くのだ,と特にマインドコントロールされて育ったのが,新規事業の1期生の私たちです.(笑)
なので,第2次がん対策推進基本計画に盛り込まれた在宅緩和ケアの推進のため,地域に専門医として出て
実現することを目的に,新宿区歌舞伎町で開業いたしました.
新宿にしたのは,訪問診療に行ける範囲がクリニックから16キロと定められているためです.
新宿なら16キロ圏内にほとんどの23区が入るからです.

これが,わたしのがん薬物療法専門医として開業に至った背景です.

このたび,残念なことを報告しなければなりません.

国民の皆様が訪問看護ステーションを選ぶ情報が少なすぎるので,問題事例については覚悟をもって公開することといたしました.
問題が解決されたらされたされたで,逐次報告していきます.

医療は公益性・公平性・透明性を担保し,公衆衛生に資する,という観点を最も大切にすべきだからです.

医療保険は大部分公費で賄われています.

今回,株式会社ケアプロの訪問看護事業所に,3月14日付でがんのターミナルの患者さんの訪問看護を依頼いたしました.

フェイスブックに赤裸々に書いていますのでコピペします.

【 くそ弁護士 】

K社がやっている訪問看護ステーションに
患者の訪問看護指示書を出しました.
ところが,K社弁護士が,当院とK社のの契約を締結するまで
行ってはならない,と指示したようです.
3月14日づけの訪問看護指示を出しているにもかかわらず
3月21日現在,一度も行っていないことが発覚しました.

わたしは,怒鳴り散らしました.

患者をなんだと思ってんだ???
弁護士が怖くて医療職やるな(*`Д´)ノ!!!
あいつらは,金に換算するしか出来ないんだよ,所詮.
わたしたちが預かってるのは何だ???
そうだ.命だ.
命と金とどっちが重いか考えてみろ。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
このくそナース!!!
一体誰の顔見て仕事してんだ。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
社長にあわせろ(*`Д´)ノ!!!
弁護士も一緒にだ。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
いやだというならいいよ.
関東信越厚生局東京事務所から指導が入るだけだ.
うちから損害賠償請求もしてやるよ.
ふざけんな!
看護が必要だから指示してるのに
一体何を考えてんだ???
社長や弁護士の機嫌とるしかないなら,免許返せ(*`Д´)ノ!!!

怒って今日も暴れました.

そしてお家カラオケって次第です(笑)

世の中どうしてこう,一筋縄でいかないのか?????

それにしても.
弁護士ってほんまにあほや...

どこの弁護士だ。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
はやく出てこい(*`Д´)ノ!!!

訴えてやる。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。

(笑)

関東信越厚生局東京事務所に電話ちう.
東京事務所以外にも,関東信越厚生局の本局(埼玉県にあります)の指導課,医療課,総務課,代表でんわも登録されているんです.
わたしの携帯って.
(笑)
だって,わたし,がんプロ,健康局の子だもん.
開業して,保険のルール踏み外したら,厚労省が困るので
いちいち踏み外さないようにしょっちゅう質問しているのだ!(笑)

今日は,訪看の指導の係にいきなりお話しします.

くそ弁護士.
待ってろよ(*`Д´)ノ!!!
医者,なめたらいかんぜよ.(キリッ

仲田洋美さん へこんでいる

すっかり世の中嫌になりました~.
話の通じない人ばかりで.
へこむわ~.

【 ケアプロ 】

今回,わたしが嫌になっている理由は,ケアプロという訪問看護の会社です...

わたしの患者に対して,14日付で出している訪問看護指示書で,15日に患者と契約しておきながら昨日まで一度も行っていなかったのです.

がんのターミナルの患者ですよ?
有り得ないです.(おかげで本日患者にはありがたいことに褥瘡が出来ています)

本日,18時から社長,訪看事業所長,マネージャー(全て看護師・保健師両方の資格あり)が当院に話し合いに来ました.

それまでの間に,わたしは厚生省やその出先の関東信越厚生局東京事務所とは話をしてありました.
まずは,訪問看護ステーションの決まりとして,医師から訪問看護の指示を受けたら行かないといけない,行けない場合は他のステーションを紹介しなければならないという決まりがあります.
なので,8日も一度も行かずに患者を放置なんてことは有り得ない,とみなさま倒れそうになったわけです..

指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準
(平成十二年三月三十一日厚生省令第八十号)
(提供拒否の禁止)
第六条  指定訪問看護事業者は、正当な理由なく指定訪問看護の提供を拒んではならない。
(提供困難時の対応)
第七条  指定訪問看護事業者は、利用申込者の病状、当該指定訪問看護ステーションの通常の事業の実施地域(当該指定訪問看護ステーションが通常時に指定訪問看護を提供する地域をいう。)等を勘案し、自ら適切な指定訪問看護を提供することが困難であると認めた場合は、主治の医師への連絡を行い、適当な他の指定訪問看護事業者等を紹介する等の必要な措置を速やかに講じなければならない。

ところが.
がんは訪問看護が介護保険ではなく医療保険の対象となります.
ターミナルの患者なので,わたしが一日おきに行っています.
訪問看護が少なくとも1回,訪問診療が少なくとも1回.合わせて週に4回以上となれば,うちは自動的に在宅がん医療総合診療料を計上するクリニックなのです.これは,包括の点数になっていて,訪問看護の料金はうちのクリニックから訪看事業所にお支払いすることとなります.これに関しては,基準を満たす場合,かならずこれで請求しなければならない,そのほうが点数がいいからと言ってばらばらに請求してはならない,と厚生局は言っています.

なのにもかかわらず.今回,ケアプロは,当院とのあいだで診療報酬を分配する契約をしない,と言っています.
要するに,在宅がん医療総合診療料を取るな,ということです.

なので,それは出来ない決まりであるので考え直すように言いました.

自分たちはリーガルにうるさい会社であるといったので
保険は保険のルールに従わなければならず,当クリニックと訪看の契約の有無に寄らず,患者との間で訪看の契約をしたのであるから,お宅が拒否することもできないし,その場合は適切な訪看事業所を紹介しなければならない決まりである,と言いました.

なのに,当院と在宅がん医学総合診療料という包括料金ををどう分配するかという契約はしないし,他の事業所の紹介もしない,と言っています.

社長が33さいと若いんです.

大卒3年で会社を立ち上げて,どこかの駅でナースだけで採血して健康診断しているのでマスコミに取り上げられて,天狗になっているのか?!

そもそも,8日も訪問看護の必要な人に提供しなかっただけで
厚生局は指導すると言っています.

考え直すように,大人な話をするように,といって
帰しました.

あまりに頭がくらくらしたので,ICRを出しました.

そもそも,話なんて,いつICRにとられてもいいようにしなければなりません.

若い社長って,本当に...あ.年の問題ではないのかな.

それにしても.
学会や医師会を相手にしててもそうへこまなくなりましたが...

介護保険の事業所って本当に手ごわくて話が通じなくていやだわ....

今日は,厚労省の老健局に向かって頭にきて悪態をついていました.
お兄さんが,まあまあおちついて,とか,笑っていましたが!

くそーーーーー(*`Д´)ノ!!!
笑ってないで現場で苦労しやがれ。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。

老健局めっ!!!!
明日またさんざん文句言ってやる。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。

もーーーーーーー!!!!! (>_<)

この上は, 医学を左手,法律学を右手(左利きの女ですけん)に,医療に巣食う問題と
がんプロのエースとして,私らしく正々堂々と戦うことを決意いたしまする.国民の皆様,是非応援をよろしくお願いいたします.

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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