トム・ハンクス、がん患者を餌食にする業者を大非難

おっしゃる通りかと思います.

そうでなくても,がん患者さんたちを混乱させる人たちは,周囲の身近な人たちだったりします.

治らない,生まれたらいつか死なないといけない,ゴールが見えてきた,ただそれだけってことだよね.

受け入れて穏やかに過ごす覚悟を順番にして行っている本人に向かって

なおるよ
免疫療法やれば.

なおるよ
温熱療法やれば.

なおるよ
**を食べれば

無責任なことを言う人たちが大勢いるんです.

良かれと思って言っているのかもしれません.

でも,本人はとても傷つくんです.

もっと成熟して,「自己満足」のために相手を励ますのではなく
相手がその言葉をどう受け止めるのか,ということを考えていただきたいものです.

もしも,彼らの言うとおり,免疫療法や温熱療法で患者さんが治るのであれば
わたしは何の文句もありません.

むしろ,治してほしいですね.私たちに代わって.

そして,人類は永遠の命を手に入れる.

きっとそんな日は来ない.

 

 

 

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headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151028-00000009-cine-movi

cinemacafe.net 10月28日(水)14時15分配信

トム・ハンクスが病人を餌食にする医療関係者を非難した。

妻リタ・ウィルソンが昨年12月に乳がんを診断されたトムは、奇跡の治療法と称して誤った希望を患者に持たせる自称専門家たちの数に驚愕しているそうで、「おかしな話だよ。がんを告白するとすぐにおかしな反響があるんだ」「一定の病気、特にがんを患っているとそれを獲物にしようとする哲学があるみたいなんだ。その人たちから何とかお金を巻き上げようと、化学的に何等かの根拠がある可能性もある治療法を勧めてきたりする人もいれば、ただのお金稼ぎのために完全なはったりをかましたりする人もいるわけさ」。

【写真】トム・ハンクス&妻リタ・ウィルソン/フォトギャラリー

「グーグルでがんって検索してみてよ。『桃の種を食べる』とかから『ボリビアのこの病院に行けば治る!』とかまで色々出てくるから」「そういうくだらないのがひたすら出てくるから驚かされるよ。こういうこと全てがすでにある困難に上乗せされるんだ。僕たちは幸運にも医療費を支払う余裕があるけど、間違った希望を取り扱って販売している人たちがいるなんてひどいね」と強く非難した。

そんなトムは妻リタが両側乳房切除術や復元手術など含めた治療を受けている姿を目にするのがとても辛いとしながらも、その厳しい状況を乗り越えているリタを誇りに思っているようだ。

「News.com.au」のインタビューでトムは「こういう状況になると自分が唯一出来ることと言えば、ほかのことを全て放り投げてそこに注意を払うってことなんだ。がんっていうのは僕らみんなが知っている通り健康上の危機なわけで、どんな風に取り組もうとも、その情報を胸に刻むことは勇敢なことだし、それに『つまりはこういうこと。乳がんなの!』って言うことも勇敢だよね」「9か月間の治療を経て、やっと終わったんだ。僕が言えることは妻に神のご加護を、そしてその勇気に神のご加護をってことだけだよ」と語った。

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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