日本医学会連合会長選挙の結果について

日本医学会臨時評議員会と日本医学会連合定時総会は6月15日に任期満了に伴う役員選任を実施しました.

副会長だった門田守人先生が,現職の高久史麿先生を破り、両会の会長に就任したことは既に伝えられています.

わたしは,両先生ともに仲良くしていただいているので,とても複雑な思いでした.

高久先生のことを老害という人たちがいますが,高久先生は本当にとてもご聡明で,お人柄も素晴らしく,ご尊敬申し上げております.

また,門田先生も,医療に対するあつきこころをお持ちになり,改革を断行したいという思いがあります.

お二人と仲いいので,とても複雑な思いで結果を眺めていました.

高久先生.
今まで我々のために長い間ありがとうございました (^_^ゞ

われわれ内科学会専門医部会は,高久先生をはじめとする先人が守ってこられたこの素晴らしい歴史と伝統と格式のある日本内科学会を,しっかり守っていく所存でございます.

門田先生.
会長にご当選,おめでとうございます.
難局ではございますが,引き続き,我々のため,そして日本の医療のあるべき姿を実現するため,つまり国民のために頑張ってくださいますようお願いいたします.

わたしの最も好きな言葉です.

医療はすべて政治であり,政治とは大規模な医療にほかならない
Rudolf Ludwig Karl Virchow

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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