【日本屈指の洗濯板専門医(高知県産)が日本を洗濯するぜよ】【公開】ケアプロはわたしの患者を見捨てました

先般,ケアプロ問題を皆様にご報告いたしました.

当院では,ケアプロと話し合いをいたしました.

訪問看護事業所管理者は,患者さんのところに行ってくれました.

わたしが週3回行っていて,訪問看護が1回でも入ると,自動的に在宅がん医療総合診療料の対象となるのですが,当院と包括となる当該診療料の分配についての契約をしたくないので,双方が出来高で算定する,という方針を社長が言ったので,保険のルールは踏み外してはならない,大人な対応をするようにといいましたよね.

 

おかげで,厚生局の本局に問い合わせしました.

診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知) 平成26年3月5日
保医発0305第3号

の、在宅の11ページ目のなかに

(4) 在宅療養支援診療所と連携保険医療機関等、又は在宅療養支援病院と訪問看護ステーシ ョンが共同で訪問看護を行い、又は緊急時の往診体制をとっている場合は、当該患者の訪 問看護、往診に係る費用は、在宅がん医療総合診療料を算定する在宅療養支援診療所又は 在宅療養支援病院の保険医の属する保険医療機関において一括して算定する。
と書かれてありまして、これは「一括して算定する」と言い切っているので、ほかの方法で算定してはならない、との回答を関東信厚生局医療課よりいただきました。
社長がいかなる方針をたてようと、それにしたがって問題が発生する場合には、
管理者として関東信越厚生局から指導を受けることとなる,ということを訪問看護事業所管理者に伝えました.
尚、「イ 区分番号「C001」在宅患者訪問診療料の「注6」及び「注7」に規定する加算
(ただし、「注6」の加算を算定する場合には、区分番号「C005」在宅患者訪問看護・指導料及び「C005-1-2」同一建物居住者訪問看護・指導料のそれぞれの「注10」の加算、「注7」の加算を算定する場合には、在宅がん医療総合診療料の「注2」の加算、区分番号「C005」在宅患者訪問看護・指導料及び「C005-1-2」同一建物居住者訪問看護・指導料のそれぞれの「注10」の加算は別に算定できない。なお、在宅療養支援診療所及びその連携保険医療機関が連携して「注6」の加算の要件を満たした場合には在宅療養支援診療所が、当該「注7」の加算の要件を満たした場合については、看取った保険医療機関が診療報酬請求を行い、それぞれの費用の 分配は相 互の合議に委ねる こととする。)
の合議の上、の意味するところについては、現在、本省で関係各部署と話の上で回答が来る予定です。
時間がかかっているところをみると、複数の部署と話をして回答しないといけない内容のようです。
ケアプロが、出来高で算定するとか、在宅がん医療総合診療料の施設基準をお届けしている当院とのあいだで合議することを拒んでおられるために
お国が、「契約書を交わさないと入らない、在宅がん医療総合診療料を医療機関に算定ささないということが認められるのか」ということについて
忙しく調整して回答することとなります。

でも.

今朝,ケアプロの社長から,わたしに電話がありました.
別の訪問看護ステーションを紹介すると.

どういうことですか??
ケアプロは,患者との間に,患者が暴力を振るうとかということがないかぎり,契約解除しないという契約を結んでいます.

 

law.e-gov.go.jp/htmldata/H12/H12F03601000080.html

 

指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準
(平成十二年三月三十一日厚生省令第八十号)

(提供拒否の禁止)
第六条  指定訪問看護事業者は、正当な理由なく指定訪問看護の提供を拒んではならない。
(提供困難時の対応)
第七条  指定訪問看護事業者は、利用申込者の病状、当該指定訪問看護ステーションの通常の事業の実施地域(当該指定訪問看護ステーションが通常時に指定訪問看護を提供する地域をいう。)等を勘案し、自ら適切な指定訪問看護を提供することが困難であると認めた場合は、主治の医師への連絡を行い、適当な他の指定訪問看護事業者等を紹介する等の必要な措置を速やかに講じなければならない。

ケアプロは,自ら適切な指定訪問看護を提供することが困難であると認めたのです.
理由は,人員の問題にしていました.
しかし,それならば最初から受けてはいけないのです.

いったいどういうことでしょうか????

訪問看護指示書を出してから8日も患者を放置した挙句
勝手に降りると言って,別のところを紹介するとは,そんなところに紹介してもらっても信用できません.

大体,看護師になってたった3年で企業するから,勘違いしてるんじゃないの????

看護師も専門職です.
3年なんてちょっと毛が濃くなったひよこくらいで,役に立たないのさっ!!!!

わたしは,次の訪問看護を自ら手配しました.

www.recovery-group.co.jp/

ここは,とてもやる気のある素敵なステーションです.

あ~.
だまされた.
やる気あるなんてうそうそ.

患者捨てたのよ?????

それがすべて.

 

マスコミに取り上げられて,社長だなんて天狗になってるわね.

どうやら,ワンコイン健診も,看護師免許で勝手に診断行為をしているようだから
医師法違反でついでに告発しておきました.

なお,ケアプロは,自分たちのことを法務がしっかりしている会社だとのたまわっておりますが
わたしがICRを出したときは,慣れていないのでしゃべれない,といいました.

ん????

法務を押さえていたら,ICR何本回っていても,TVカメラが回っていても,ぜんぜん平気ですよ!!

笑っちゃいますよね~.いや~.笑えました!

わたしなんて,TVに出ちゃいます(*///∇///*) よ・こ・く!

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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