【医療事故】群馬大病院、首の手術ミスで患者に神経障害

うーん.

また群大ですか...
それでも,こうして事実が隠さず出てくるのは良いことです.
医療はその密室性が一番問題ですからねえ....

 

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群馬大病院、首の手術ミスで患者に神経障害

2016年7月9日 (土)配信毎日新聞社

群馬大病院:首の手術ミスで患者に神経障害

群馬大医学部付属病院(前橋市)は8日、50代の男性患者の首の骨を固定する整形外科手術で、神経が通る脊柱(せきちゅう)管に誤って医療用ネジを刺す医療事故があり、男性患者に右手足のまひや呼吸困難などの神経障害が残ったと発表した。

病院によると、男性は10年前から歩行に異常があり、首や後頭部の骨が不安定な「上位頸椎(けいつい)奇形」と診断された。昨年11月の手術で、骨に4本のネジを刺したが、手術直後、うち1本が脊柱管に刺さり神経を圧迫していることが判明。同じ日に再手術したが、神経障害が残った。

外部専門家2人を含む院内調査で「大きな骨変形や患者の肥満体形により、ネジを正しく刺すのが難しい事例だった」とした上で「術中に部位をCT撮影したり、脊髄機能を監視したりできる道具を使うべきだった」と結論づけた。【尾崎修二】

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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