【嘘サイト】がん薬物療法専門医の反論:重曹は癌、虫歯、肝臓病等を治す効果あり?!

みなさま,こんばんは.
こういう残念なサイトがたくさんあって,フェイスブックでシェアされて拡散されることを大変危惧しています.
それでは,このサイトに対する,わたし(仲田洋美,日本内科学会総合内科専門医,日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医臨床遺伝専門医制度委員会臨床遺伝専門医,プライマリ・ケア指導医,麻酔科標榜医)の反論を見てください.
わたしの反論は,マゼンダで示してあります.

 

jyusou.jugem.jp/?eid=1

 

重曹は癌、虫歯、肝臓病等を治す効果あり?!

末期の癌にも効果絶大。今話題の重曹の凄さに迫る
⇒効果絶大,の判定基準は何でしょうか?絶大とは主観を含んだ表現ですね.例えば,原爆で急性白血病の罹患率が人口10万人当たり0.4人から0.6人になったとしましょう.それでも,数字としては,1.5倍になった,ということになります.50%の増加です.50%の増加というと多いように思いますよね?しかし,本当にその50%が多いかどうか,本当に増加していると言う風に認められるのかどうかは,統計処理してみないとわかりません.有意差のない数字は,ショッキングな数字であっても,優位な差ではないのです.だから,数字というのはそれだけでは判定できません.これを数字のマジックと言います.数字も出せないものについては,マジック以前の問題です.詐欺的手法と言われても仕方ないのではないでしょうか?

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重曹は癌や、被爆、虫歯、肝臓病などあらゆる病気を治す効果がある?!
⇒重曹は医薬品として指定を受けています.謳ってよい効能は,
「<経口>下記疾患における制酸作用と症状の改善
胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)
アシドーシスの改善
尿酸排泄の促進と痛風発作の予防
<含嗽・吸入>上気道炎の補助療法(粘液溶解)」と定められています.
したがって,癌や、被爆、虫歯、肝臓病などあらゆる病気を治す効果がある,とうたうことは,薬事法違反に該当いたします.

2014.08.26 Tuesday

ガンの痛みに悩み、苦しんでいる方々に朗報です。

みなさんは、重曹が癌に効果的であることをご存知でしょうか。

とても信じがたいことではありますが、たった数百円の重曹を使うことで、癌やアレルギー、
インフルエンザ、胃潰瘍、虫歯などあらゆる病気を治療することができるのです。 ⇒薬事法違反です.

上記を説明する前に、一般的に知られている癌やその治療法について記述します。

●一般的に知られている癌の仕組みと治療法

一般に、生化学世界では、がんは、遺伝的な原因や、もしくは、ウイルスや化学物質や電磁波等が理由で、細胞の遺伝子が変異を起こし、癌細胞化し自己増殖を何度も行うことによって異常増殖の結果であると、考えられてきました。

また一般のがんの治療方法としては、抗癌剤・放射線治療、この頃は、重陽子線や重粒子線など、数百億円と言う規模のがん治療機器まで出てきました。又、樹上細胞治療や免疫療法など、数多くの治療方法が存在します。

漢方などにおいては、アガリスクやメシマコブ、しいたけエキスにハーブテイーにいたるまで、患者は、治療を求めて、いろいろな治療方法を試みます。
しかし、多くのがんは治らず、患者は、疲れ果てて、戦いつかれた兵士のように亡くなって行きます。
⇒多くの癌を私たち専門家が治癒に導けない,ということは事実として重く受け止めております.しかし,生を受けて死を免れた生命体は,地球に存在しないというのもまた事実なのです.
それでは,重曹を飲んでいたら永遠の命が手に入ると言うことをおっしゃっているのでしょうか?わたしには理解できかねます.

●何故がん患者は治療を受けても亡くなるのか

上記の通り、現在最もポピュラーな癌治療は、抗癌剤治療か放射線治療だと思われます。
しかし、抗癌剤・放射線治療はいかなる形においても、癌と診断された患者を死に至らしめる療法とはお気づきでしょうか?

放射能への暴露は、身体を完全に破壊するフリーラジカルを次つぎに引き起こす原因となります。 フリーラジカルは、DNA、たんぱく質、脂肪を破壊します。フリーラジカルによる損傷は、ガンを進行させる大要因であると医学的に証明されています。
人はガンで死亡するのではなく、放射線毒によって死亡しています。「治療」と呼ばれる方法で繰り返される放射線被ばくは、身体の免疫能力を上回ります。ガン患者の髪が抜け落ちるのは、ガンが原因ではありません。根底的な責任は、放射線治療にあるのです。ガンで体重が減るのではなく、放射線治療によって食欲が減退するのです。ガン患者は、ガンによって虚弱化し、病気になりやすくなるのではなく、放射線治療によって身体が毒を受けて、そうなるのです。
⇒放射線治療は,通常,全身に対して行うことはありません.(骨髄移植などの特殊な場合を除く) がんの場所に限局して照射いたしますので,放射線治療の有害事象とういうのは,その照射部位により違いますから,一概にそう言えるものではないでしょう.ちなみに,わたしは,がんの専門医でもあり,また,遺伝子の専門医でもあるという,日本でもまだまだ大変少ない専門医です.ちなみに,放射線治療で脱毛すると書かれてありますが,頭部に照射しない限りそのようなことはございません.原爆と勘違いなさっておられませんか?原爆では,全身に放射線が当たってしまうのですが.医療で放射線治療する場合,頭部に当てなければ,通常脱毛すると言うことはございませんので,このような情報で,国民の皆様を混乱させるのは,是非おやめくださいますようお願いいたします.

クシ・アベリンとクシ・ミチオ両氏による著書「マクロビオティック・ダイエット」で、ミチオ氏はこう記しています。
「1945年の長崎原爆による攻撃の時、秋月辰一郎医師は、長崎の聖フランシス病院の内科医師でした。爆撃現場から約1.6km地点であるこの病院の入院患者のほとんどが、原爆による初期の影響を生き抜くことができましたが、その後すぐに、放出された放射性物質による放射性疾患の症状を見せ始めました。秋月医師は、病院スタッフと患者に、徹底的なマクロビオティックの食事指導を行いました。それは玄米、味噌とたまり醤油のスープ、わかめやその他の海藻類、北海道のかぼちゃ、海塩という内容で、砂糖と甘いものを禁止しました。その結果、病院の全員が無事でした。同市の市民の多くが、放射性疾患によって命を落としていきました。

抗がん剤は、体を痛め、高いお金を払い、寿命を縮め寸前の病気が治ったとしても、可能性として抗がん剤を打ったが為に、癌リスクが更に上がってしまい、更に癌のリスクを高めてしまうのです。

⇒放射性疾患とは何のことでしょうか?その食事療法でなにかの発症が抑えられたのだと言うことをおっしゃっているようですが,そのような仮説を検証したいのであれば,同じような集団をもう一つ作って,比較するという観察研究をやってみないといけません.それが医学の常識です.そういう手続きも踏まずに,効果があると吹聴するのは,詐欺的行為です.
そもそも,抗がん剤はがんに対して投与するものですが.放射性疾患とはがんのことでしょうか?良くわからない文章ですね.●何故医者はこのような療法を勧めるのか。そこには大手製薬会社や大手医療器具メーカーの影が潜んでいるんです。
ガンの症状に対し、破壊的な薬、細胞や人体を殺す化学療法のような劇薬によって処置することで莫大な富を得ている以上、大手製薬会社はそれを治療したいという願望を持っていません。だが、本来それはお金のためですらない。例の血族は人口削減の方法として、人々が必要以上に早く苦しんで死んで欲しいのです。
⇒誇大妄想,はたまた被害妄想でしょうか?●「重曹で癌患者の命が助かる。」医者シモンチーニの発見これまで癌とは、何らかの形で細胞遺伝子が変異し、がん細胞化すると考えられてきたが、イタリアの医師であるトゥリオ・シモンチーニ師は「癌は真菌症であり、その菌の正体は、カンジダ菌である。」という今までの常識では考えられないことを発見しました。


トゥリオ・シモンチーニ医師(ホームページはコチラ)

その後、癌は真菌であるという事実を証明するために、さまざまな研究や治療を行いました。そして、遂に、重炭酸ナトリウム溶液で癌細胞を洗浄する事により、癌細胞が正常細胞に代わって行くという事実を発見するのです。
ちなみに重炭酸ナトリウムとは、大手ネットショップのamazonでも安く簡単に手に入る重曹の主成分です。

⇒わたしは,日本で「がん」の分野で唯一の専門医(各分野一つと決まっているので)であるがん薬物療法専門医でありますが,がんは真菌であるということはさっぱり聞いたことがありません.わたしが不勉強な専門医なのでしょうか?しかし.がんは真菌症でカンジダがその原因であるというのであれば,診断名としては,ただの「真菌症」であり,がんとはつかないように思いますが....一体,この医師は,どのような実験をして,どのようにがんが真菌症だと証明したのでしょうか?それが掲載された格式の高い医学雑誌があるのならば,ご教示いただければ幸いです.

つまり、数百円で売られている重曹を摂取するだけで、癌を治すことが期待出来るのです! ←しつこいですが,薬事法違反です.

しかし、シモンチーニ師の発見とは裏腹に、その治療効果の成功率を脅威と感じる反対勢力により抑圧されるのです。←あなたのこういう書き込みのほうが私には脅威です.これを見て,お友達に勧められて真面目に重曹を飲んでいるがん患者さんもいます.是非やめてください.
この発見は、抗がん剤治療や放射線治療で儲けている人々にとって都合が悪いからです。←わたしは何も都合悪くありません.わたしたちは患者さんが良くなればそれでいいとしか思っていません.しかし,重曹で本当にがん患者さんが良くなるのであれば,それ臨床試験を踏んでから言うべきことです.手続きは踏み外してはなりません.たとえば,入籍せずに結婚したと言って認められるでしょうか?
医療組合から除名され、医師免許を剥奪されたにも関わらず、彼のもとには癌に苦しむ患者が今も後をたちません。⇒近藤誠先生のところに相談に行くがん患者が絶えないことと同じと思いますが.
このことから、上記の療法が癌に効くことはみなさん、もうお分かりでしょう。⇒あなたのおっしゃることを踏まえても,がんに重曹がきくことをわたしは理解できません.わたしの頭が悪いのでしょうか?(国語は苦手です.漢字や四字熟語は超苦手でおそらく地理や歴史もほぼダメですが,医学は必死に頑張っております.)

●癌以外にも効果絶大!重曹の使い方

放射線の中和
口腔ガンや咽喉ガンと診断されて、危険な放射線治療を受けなければいけない場合、重曹を水に混ぜてうがいをすることで、放射線を中和することが可能です。

重曹は、放射能汚染除去に強い威力を発揮します。
アメリカのニューメキシコ州ロス・アラモス国立研究所のドン・ヨーク氏は、ウランに汚染された土壌の浄化に重曹を使用しました。重炭酸ナトリウムは土中からウランを分離させて結合します。現時点でヨーク氏は汚染された土壌サンプルから92%のウラン除去に成功しました。
⇒土壌の

虫歯の治療や口臭予防にも
重曹うがいは、歯磨き後に重曹を溶かした水でうがいをすること。予防歯科開業医のサイトでは、重曹うがいの臨床の結果、PMTC(歯科医・歯科衛生士による歯のクリーニング)+フッ素塗布でも進行を阻止できない初期の小窩裂溝ウ蝕(虫歯)に著効と言っても良い効果が現れたそうです。

⇒いったいどのような良い効果があらわれたのか,さっぱりわかりません.

重曹は、弱いアルカリ性の食品添加物なので口に入れても危険はありません。ベーキング・パウダーとしても売られていますが、重曹にデンプンを添加しているので、添加なしの「食品用重曹」がオススメです。

放射線毒を体内から排出する方法
放射性毒を体内から排出するためには、お風呂のお湯に海塩と重曹を1/2カップずつ入れてください。
毎日20~30分間を約3週間、または、2日に1度、6週間、そのお湯に浸かります。

重曹で虫歯を治療する方法
食後の歯磨き後に水100ccに小さじ半分程度入れ、キレイに溶かしきった重曹水で約30秒うがいをするだけ。

癌を治療する方法
コップ一杯分の水に小さじ半分程度を溶かし重曹水を作り、それを飲むだけ。

-補足-
重曹は、ガン・被曝・腎臓病・胃潰瘍・痛風などに効果があります。
ガン・慢性病とは、身体や血液が酸性に傾く事であり、アルカリ性の重曹はそれを中和します。
電子を奪われる(酸化する)から病気になり、電子を与えて還元すれば、様々な病気は治るのです。
精製糖質を過剰摂取している現代人は、糖代謝が追いつかず、ピルビン酸・乳酸などが溜まって酸化します。
乳酸が溜まると尿酸も溜まるので、身体はどんどん酸性に傾いて痛風発作が起きます。
電子を余分に持っているアルカリ性の重曹水を飲んでいると、酸性に傾きにくくなり、痛風の予防になります。
ガン・腎臓病・胃潰瘍も同じです。
更に糖質・乳酸の代謝を正常化するビタミンやミネラルを摂取すれば、もっと効果的です。
シモンチーニが、重曹・ビタミンB群・Cの点滴でガンを治しているのは、理屈に合っているのです。
酸性に傾いた血液(乳酸アシドーシス)を正常化すれば、様々な病名が付いた慢性病が改善します。

慎重投与

重篤な消化性潰瘍のある患者〔胃酸の二次的分泌(リバウンド現象)により症状が悪化するおそれがある。〕

腎障害のある患者〔ナトリウムの貯留により症状が悪化するおそれがある。〕

心機能障害のある患者〔ナトリウムの貯留により症状が悪化するおそれがある。〕

肺機能障害のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕

低クロル性アルカローシス等の電解質失調の患者〔症状が悪化するおそれがある。〕

 

まさに神の粉とも言うべき重曹ですが、みなさんもこれを機会に試してみてはいかがでしょうか。
安く簡単に手に入り、こんなにも結果が如実に現れる治療法です。
疑うよりまず行動です!

-引用元-
Simoncini Cancer center
David Icke in Japan
ガンの特効薬はミトコンドリア賊活材
世界中の人たちへ愛を
MY LOHAS
NAVERまとめ
おかえりなさい~こころ・からだ・スピリットの放浪~

※上記の情報はあくまでも民間療法ですので、重曹を治療に使用する場合は自己責任でお願いします。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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