三重大学病院麻酔科|ついに宮部氏の今回のパワハラが報道されました|テープ起こしあり

三重大学麻酔科問題 仲田洋美オフィシャルブログ for medical 仲田洋美の独り言

正義の女神

みなさま、こんばんわ。

昨日より突然わたしのブログ、とくに

このページがバズってて。
どうしたのかな?って思ったら、昨日、CBCテレビ(TBS系列、愛知三重あたりのローカル局)で報道されたんですよね。
宮部氏が今回、また三重大学臨床麻酔部の医師たちに向かってパワハラ発言して、それで一気に医師たちがいなくなってしまったことが。

news.yahoo.co.jp/articles/249307c618875fce2d1720e20fa4d1bc0250dc5e
三重大学臨床麻酔部パワハラのヤフーニュース
ヤフーニュースになったみたいです。
ヤフーニュースはしばらくすると消えてしまうので、引用しておきますね。

三重大病院…不祥事で麻酔科医一斉退職 背景にパワハラ「今辞めたら共犯者」
2/1(月) 11:57配信

CBCテレビ

 汚職事件など不祥事が相次いだ三重大学病院。不祥事を受け麻酔科の医師が一斉に退職し、その背景にパワーハラスメントもあったことが分かりました。

 一連の不祥事の始まりは去年9月、臨床麻酔部のナンバー2・境倫宏医師(48)が、カルテを改ざんして不正請求を行っていたことが発覚し、その3か月後に逮捕・起訴されたことでした。さらに、ことし1月には、二つの贈収賄事件も発覚。臨床麻酔部のトップだった亀井政孝医師(54)とナンバー3の松成泰典医師(46)も業者から賄賂を受け取っていたとして逮捕・起訴されました。

 去年9月のカルテ改ざん事件を受けて、臨床麻酔部を新たに率いる立場になった男性医師(60代)が、部下の麻酔科医たちに対して以下のような発言をしました。

 「皆さんの親・兄弟・配偶者、すべての人に伝わるよう叫び続けます。日本中に言います。三重大学を倒そうとしている人たちは、この人たちだと」
 (男性医師の音声)

 「この人たち」とは自分たちの事だと、複数の部下は受け取りました。

 男性医師は去年9月、カルテ改ざん事件に触れた上で、部下の医師らに、「いま病院を辞めたら、共犯者とみられてもしょうがない」などと発言したのです。これを受け、複数の医師が、大学側にパワハラだと訴えていました。

 「恐ろしかったです。このような上司がいる病院では、働けないと思いました」
 (現場にいた麻酔科医)

 三重大学は、男性医師の発言はパワハラだと認め、厳重注意したということです。

 医師3人が逮捕された不祥事を受けて、臨床麻酔部の医師は一斉に退職し、18人から4人に激減しています。そのうち少なくとも3人はパワハラ発言が退職の原因だと訴えています。

 退職者の中には、新型コロナウイルスの重症者などに使う人工心肺装置・ECMOを扱うことができる医師も含まれていて、地域医療にも深刻な影響を与えています。

わたしたちは当初から報告を受けていたので、宮部さんがまたパワハラ発言したのだと知っていました。

ところで、報道は一部なのですが。宮部氏の発言内容をテープ起こしすると大体は以下のようになります。

”そして、今新たに亀井先生は第二の犯罪を犯そうと思っています。
それはこの三重大学をつぶすということです。
三重大学をつぶして院長を辞任に追い込む、そして自分が返りざく道を探る。こういうことであります。
ですから今ここで辞める皆さんは、この亀井先生の手先、共犯者、三重大学をつぶそうとしている人たちと見られてもしょうがないと思います。
皆さんは人生の岐路に立っていると思います。自分で考えて、何が正しいか正しくないかわかる人間になるのか、犯罪者に追従して一生三重大学をつぶした医者と汚名を着せられて生きるのか、どちらを選ぶか。
境先生がもし、亀井先生これはちょっと無理です、これやったら僕くび飛びます、犯罪者になりますというふうに言えていたらこの事件は起こらなかったかもしれません。皆さんが今これはおかしい、三重大学の患者を捨てて他に移るのがいいのかどうか、亀井先生の思うとおりに動いて本当にそれが正しいのかを自分の頭で考えて自分で行動できるようになるかどうかが皆さんの将来にかかっていると思います。私は、皆さんの親・兄弟・配偶者、全ての人に伝わるように叫び続けます。日本中に言います。三重大学を倒そうとしている人たちはこの人たちだと。みんな自分を守るために気を付けた方がいい。彼らには気を付けた方がいい、と言います。そのくらいしないと亀井先生に勝てるはずがないと思っています。
三重大学の人はみんな本当にお人よしで、皆さんの専門医がどうなるかとかいろいろ考えていますが、私は全くそんなこと考えていません。とにかく、私は患者を助けるのが医者だと思っております。私は三重大学を亀井先生の攻撃から守り、三重大学の患者を助けたいと思っております。患者を最後に救えるのは麻酔科医だと私は信じております”

宮部さんは正式には2020年10月1日から病院長補佐として三重大学病院臨床麻酔部に復帰しているのですが、これは9月14日の週のことです。

問題なのは記事にもある通り、「宮部氏にパワハラされた」と医師たちが三重大学病院側に訴えたにもかかわらず、三重大学は全く有効な対処をしないどころか、当の宮部氏を臨床麻酔部の責任者として10月1日に正式に、しかも病院長補佐として迎えた、というど阿呆ぶり。

もう一度言いますが、宮部氏がこの発言をしたのは9月14日の週です。
そして、医師たちが病院にすぐさまパワハラを訴えたにもかかわらず、病院側はまったく考慮せず粛々と宮部氏を臨床麻酔部に病院長補佐として迎え入れた。

宮部派のSさんと宮部さんと子育中の女性医師2人しか残っていません。

こんな状態に三重大学を陥れたのは、亀井さんでしょうか?

それとも、伊佐地さんでしょうか?

伊佐地宮部S助教ラインは、死亡事故とかいろいろ絡んでましたよね。

亀井さんがしたことを軽視するつもりはありません。
若き医師たちは慕っていた亀井さんが逮捕されたことで傷ついています。

憧れて目指す存在だった教授が逮捕されるなんて経験をする医師はなかなかいないので、本当に不幸なことです。

そして、そのような未来が本当に近い未来にまっている若き医師たちの心のケアをするでもなくパワハラした宮部さんとそれを放置した病院側

非道すぎて病院のすることとは到底思えません。

その上さらに、病院長の伊佐地さんは専門医機構や麻酔科学会にむかって、「麻酔科学会と専門医機構のせいで医師たちが辞めた」と声高に抗議しました。
医学部の教授会でも、麻酔科学会と専門医機構が悪い、とだけいい、全然本当のことがわからない内部の教授たちも混乱して自分のつてをたよって少しでも情報を手に入れようとあちこちに問い合わせする結果、わたしの耳にもいろいろ聞こえてきました。

こうして三重大学病院には根深い問題があることをわれわれは当初からつかんでいました。

ところで。三重大学、パワハラで検索すると、わたしのブログが上位ヒットするらしく、それで昨日からバズってたんですよね。
書いておいてよかったです。

このまま、亀井さんたちだけを悪者にして幕引きなんて許さない。

医師として最もダメなことは自分たちを信じて命をあずける無垢な国民を殺すことです。
危険な体制で医療が提供されている大学病院なんて。恥を知れって感じです。

一説によると宮部氏は自分の後輩に 麻酔科医派遣しろ と言っているらしく応じるところがあるようなんですよね。
わたしの調査によると、信州大学または東北大学のいずれかだと思っています。

こんなことでいいんですかね?
宮部ラインを生き残らせるってことでしょ?

宮部さんは札幌医大系列ですので。
札幌医大系列の麻酔科の動きに引き続き注意を要します。

それでは、今日はこの辺で。

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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