【協力医】JA静岡厚生連を被告とする医療裁判【記者会見】

みなさま こんにちは.

youtu.be/QB4mRxQRyRg

 

JA静岡厚生連を被告とする医療裁判の支援をしています.

先日,代理人の望月宣武先生と一緒に記者会見しました.
その模様をyoutubeにアップロードいたしました.

この裁判の被告の主張はびっくりすることだらけです.

17歳の大腸がんは珍しいのだから見落としても過失じゃないとか.

おいおいおい?

見落としてもいいんだ,ってはっきり言ってる病院,受診したいですかあ??

あきれたもんだね.

しかも,もっとあきれたことに,これが臨床研修指定病院なんだな.

その上さらに,内科学会や外科学会の認定施設なんだな.

おいおいおい?

見落としてもいいんだ,って主張してるような病院がどうやって初期研修医や後期研修医を指導するんだ???

反面教師にしろってことか???

いや.そりゃ酷だろ?研修医はおちびちゃんたちだ.
右も左もわからないうちに,見落としても平気だなんて教えられちゃあお終いだ.

そういえば.
専門医養成の在り方に関する専門委員会で,さんざん「研修医が来なくなったら地域医療が崩壊する」と言っていた病院たち.
ん???
研修医は戦力じゃないぞ?初期も後期も.
彼らに必要なのは指導であって,彼らは半人前以下.
じゃあなんで彼らが来なくなると地域医療が崩壊する????

あれ?

もしかして.おじさんたちが忙しいからって指導もせずに放置してるのかな?
そしてそのまま外来やらせたり救急やらせたりしてたりして??
ずいぶんと危ない体制ですこと.

そういえば.最近では大学病院の救急外来も研修医しか出てこないとぼやいていた患者さんがいたけど.
そうか...

ちなみに,COMLという団体があるけど,あそこの理事長の山口さんも
4病協と一緒になって,不安だ,地域医療が崩壊するって言ってたけど.

この人は,本当に患者側かな?
わたしたちは,真に国民のための医療を実現するために
こうした「研修医放し飼いで学会の認定施設をとって信用をされている詐欺まがいの行為」を改善すべく頑張っていたんだけど.
COMLはそれを邪魔した.
ん???
COMLの正体を見極めたほうがいいですねえ.

ちなみに,COMLの山口さんは,わたしの所属するがんプロ大学院に2011年,チーム医療実習の講師としてきました.
なので知ってます.
そのとき,わたしは大学院の実習の在り方について,中外製薬が主催だと書いてあって,現地に言ったら本当に中外のノイトロジンの話を聞かないといけなかったから利益相反という概念を知らないのか?今頃こんな大学院生だけしか来ないところで,中外製薬が実習を主催するってどういうことだ??と気色ばんでおじさんたちを怒鳴りつけた.(その後,文部科学省にこの案内ポスターごと送ってあげた)

こんなのお転婆だからよくやってる.
しかし.

この時,COMLの山口さんはこう言い放った.
私たちは素人なので何もわかりません.

素人ねえ?

じゃあ,素人なんだから国の審議会なんかに出ないでほしいわ.迷惑な人ね.

あ.脱線しました.

この裁判は,まだ,公開の法廷にはなっていません.

もう少ししたら公開になるのではないかと思いますので.ご注目あれ.

ちなみに,JA静岡病院は,最近ど派手に産婦人科案件で

高裁逆転敗訴してましたねえ.

その裁判の記録,裁判所に見に行きましたけど.

言いがかりだ
この裁判に敗けたら医療崩壊する
ってこっちで主張していることと全く同じことを主張してますねえ.

被告代理人は,森山満,大滝恭弘弁護士.

このコンビもこの裁判と同じです.(笑)

いいね~.保険会社お抱えの弁護士は.
こんな弁護して敗訴しても弁護士は弁護過誤訴訟でやられることもほとんどどない.

大滝弁護士はどうやらダブルライセンサーですが.

あなた医の倫理って知ってる?と言いたいような内容をびしばし書いてくれる面白い弁護士です.

目がテン!!

記者会見の資料も追ってアップロードします.

もう~,めちゃくちゃ.

わたしは,『科学的根拠に基づく医療裁判』という概念を提唱し
全国の弁護士の皆様に医療裁判を戦うすべを身に着けていただく活動をしていく予定です.

医療で無念な思いをして弁護士を訪れた人たちを支援するという思いです.

それでは.

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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