麻酔科学会に対する公開質問状2|麻酔科学会次期理事長の不審な学会秘書採用について

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正義の女神

麻酔科学会に出した公開質問状1の返事

みなさま、こんにちわ。
前回、思うところがあって、麻酔科学会に対する公開質問状を出しました。

すると、5/20にこのような返事がかえってきました。

平素よりお世話になっております。
日本麻酔科学会の〇×と申します。

以下、お問い合わせいただきました、三重大学に関する議事録の件について、確認・返信が遅くなり、大変申し訳ございません。

お問い合わせいただいた件の内、理事会議事録につきましては、会員ページにて掲載が行われましたので、そちらからご確認頂けましたら幸いです。

会員ページログイン後、「社員総会」のメニューから「→ 過去の総会資料・理事会議事録」と進み、「第10回定時社員総会【2020年度】」の「総会議事録・理事会議事録」にて2020年度分の理事会議事録が閲覧できるようになっております.

担当の委員会議事録についても要望がございましたが、規則で公開対象となっていないため、公開や提示は行わないこと、合わせてお伝え申し上げます。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。

麻酔科学会理事会の資料をチェックしていたらいきなり気になることが

そこで、新しいものから順番に理事会の議事録をチェックいたしましたところ、いきなり気になることが!!

公益社団法人日本麻酔科学会 2020 年度 第 7 回理事会 議事録 1.日 時:2021 年 3 月 19 日(金) 13:00~17:00
のなかにこんな文言があるんです!!

・理事長専属秘書について
山蔭次期理事長候補より、理事長就任にあたり、専属秘書を札幌医科大学に常駐させる要望があった。理事長業務や理事長の交通費精算、日程調整、書類作成補助等を行うとして 1 日 8 時間×5 日間として就業にあたって必要な事務備品、消耗品等はこちらで準備を行う。事務局会議で検討した結果、理事長業務を現理事長に確認し、本学会業務に限定すること、報告義務を全うすること、事務局が監督し、事務局長が定期的に業務確認に訪問することなどを条件に上げられた。また、昨今は大学内に大学業務以外の部外者が立ち入ることが禁止されていることから、山蔭次期理事長に施設許可を提出いただくこととする小板橋理事長より、理事長業務は他団体の回答内容、理事長としての指示内容を考えることに時間を割いていたため、専属秘書がそのような対応が可能か疑問であるとの意見であった。
外部団体へのアポイントも含め、これまで事務局が対応していた対応は全て理事長と秘書で完結いただき、事務局にきちんと報告すること、会議や面会の場合は然るべき手続きを経て行うこととした。

(。´・ω・)ん?
わたしも大学教授とか大学の責任者を歴任したお友達とかいっぱいですが。(ちなみにこのブログで一緒にうつっているのは前日本医学会会長の高久史麿先生です)

素直な疑問として、山陰さんはどうして、6月から理事長なのに3月の理事会で「理事長秘書を」って希望しているのかな?普通なら6月に理事長になってからにするじゃないですか???
これは非常に何か匂う。尋常じゃない。

そこで、わたしは仮説を立てました。

山蔭氏の秘書Aは派遣社員もしくは契約社員であり、この3月をもって退職させる必要がある。派遣は3年以上で直接雇用の義務が発生し、契約社員は5年以上雇用すると期限の定めのない雇用契約に転換する義務があるためである。ところが、昨今どこの大学も無期限雇用の形で秘書を雇用することはなかなかできない。そこで、山蔭氏はこの秘書Aの雇用を継続すべく、雇用主が変わればいいじゃん、と考えて、「俺さあ、麻酔科学会理事長になるんだから秘書を付けてくれよ」とわざわざ年度末の3月の山蔭氏にとっては「前執行部」となる現執行部の理事会に押し込んだ。

参考にしたのは山陰さんのことだと噂されているこちらのサイトです。

ちなみに、山陰さんは、講師時代に学生を妊娠させて中絶させたといううわさもあるお方ですね。当時の山蔭さんの上司に当たる医師のバイト先の病院で学生を丸め込んで騒ぎにしないように中絶させたといううわさもあります。さらにちなみにその時に騒ぎにならないようにしてあげたこの上席のかたは、教授選で山蔭さんに敗けて出て行ったとか。事実なら結構めちゃくちゃですね。この真偽も札幌医大には確認してもらいたいですね。わたしは香川大学の大学院に2008年に入学しましたが、わたしが入学するちょっと前に眼科の教授が女子学生にキスしたという理由でクビになっています。女子学生を妊娠させて中絶させたのが事実であれば懲戒免職ものですが。札幌医大は変な大学なので、麻酔科が一番強いみたいなんですよ。(笑)こんな大学、もうなくてもいいんじゃね???

そういえば。麻酔科学会の理事会記録の中には「昨今は大学内に大学業務以外の部外者が立ち入ることが禁止されていることから、山蔭次期理事長に施設許可を提出いただくこととする」とありましたが。大学が許可を出すとすると、固定資産を使用する許可しかないな、と思うのですが。だって、麻酔科学会の仕事しかしない部外者を大学に入れるんですから。札幌医科大学に情報公開請求してみたくなりましたねえ。

というわけで。麻酔科学会大丈夫か????と大変疑問に感じています。
だって、わたしの仮説が正しければ、山蔭さんは「公私」の区別が全然つかない人ってことですよ。麻酔科学会のお金は自分のもの、って感じで、理事長の俺がすることになにかもんくあっか??って感じのお方に見えるので。

ちょっとこの表現が名誉棄損に該当するのではという指摘を弁護士友達から受けましたので補充しておきます。

名誉とは「人がその品性・徳行・名声・信用その他の人格的価値について社会から受ける客観的評価、すなわち社会的名誉」うとされています(最大判昭和45年12月18日)。つまり個人の主観である名誉感情ではなく、客観的な評価である社会的名誉が毀損されたときに名誉棄損が問えるという事になります。(最近では名誉感情も対象にしている判決もあります)

この場合、山蔭氏の札幌医科大学麻酔科学教室教授としての客観的評価が「医学生を妊娠させて中絶させた」といううわさの適示により棄損されるという考えもあるかもしれません。

しかし、真実性の抗弁や相当性の抗弁が認められる場合に限り違法性が阻却されます。

真実性の抗弁は
1.公共の利害に関する事実にかかる
2.目的が専ら公益を図ることにある
3.重要な部分において真実であることの証明がなされる場合
4.当該事実を真実と信ずるについて相当の理由がある場合
には違法性が阻却されるため不法行為が成立しないというものです。
4.の場合は故意過失がないため違法性が阻却されます。

それでは、各要件をみていきましょう。
1.仲田がこの記事を書いた理由は、「医学生を妊娠させて中絶させるような男は通常であるならば懲戒解雇が相当であり、それを教授たらしめる、あるいは麻酔科学会理事長たらしめる」というのは到底その社会的地位にふさわしいとして容認いたしかねるというのが一般的な受け止め方だと考えているためである。札幌医科大学麻酔科はローカル大学なので全国的に大きく影響はないが(ローカルには北海道で影響あるのでやはり公共の利害に関係あると考えるが)、麻酔科学会理事長となると全く話は変わってくる。麻酔科学会は公益社団法人でありその業務は公益性があると認められているのであるから。よって、公共の利害に関する事実にかかることは間違いないと考えている。この文章で2.もクリアしていると考える。

3.または4.これに関しては今ここで言えませんね。

というわけで。今の私は、あくまでも「うわさ」と書いていて、その信ぴょう性についてはくれぐれもご自身で判断してくださいね!!

麻酔科学会大丈夫か?!

三重大学の専攻プログラムは現在停止しています。

三重大学は全然危機感がないので、麻酔科の中の問題だと思っているようで、なんと三重大学の麻酔科(専攻医にパワハラした宮部さんは札幌医大出身)の人が、札幌医大に挨拶にいっているという情報をゲットしました。
要するに三重大は、札幌医科大学の先輩後輩の関係性から、麻酔科学会が山蔭理事長になれば事態は解決する、と思っているという事なのです。三重大はあくまでも『被害者』で、山蔭さんはその「救済者」というのが彼らの構図のようです。全く視野が狭いですね。手術室にばかりいるとそうなるのかな??

三重大学のプログラム停止の件は今どうなっているのか?

これは皆さん知りたいとことですよね。
日本麻酔科学会からは専門医機構にGW前後くらいに報告書が上がっています。これはわたしの想像ですが、おそらく、元三重大学麻酔科専攻医たちのアンケート調査、ヒアリングの内容も全部添付されて専門医機構に上がっています。
先週、専門医機構の理事会がありまして、理事会の決裁がおり、専門医機構から三重大学と麻酔科学会に対して、プログラムを再開するにあたり三重大学がクリアしないといけない点をお示しし、そのうえで専門医機構がサイトビジット(という名の調査)をするということが書かれてある書類がすでに送られていると思います。

その中には、「医療安全」にかかる事柄を改善しないといけない、ということが盛り込まれていて、これは麻酔科単体でできることではなく、当然、病院全体の話です。あとは、パワハラがないこと、という条件も入ってるんじゃないでしょうか。

機構の中ではずいぶんと辛辣な意見もあったようです。三重大学はそもそも死亡事故が多発など医療安全が問題なのだから医師の研修機関としてふさわしくないのではないか、などといった意見です。

それと、機構を無視しているようにもみえる、というお怒りな意見もあったそうです。普通ならば三重大のほうからどうしたらいいのかという相談があってしかるべきところ、全くそれがない、まるで他人事のように見えると。今は、麻酔科学会と三重大学の間ではなく、専門医機構と三重大学の間で研修契約が交わされるはずで、麻酔科はプログラムの1次審査をしているだけです。そういう形式的なことがわからず、機構を無視しているということはまったくもってけしからん、というご意見ごもっともです。

逆に言うと、今回、専門医機構がなかったら三重大と札幌医大と麻酔科学会の内部でうやむやにされて、専攻医のために何一つならない状態が続いたという事です。専門医機構には医療界のこうした闇にメスを入れ、変えていくためにしっかりと頑張ってもらわねばなりません。

今回新しく出した公開質問状

1.山蔭次期理事長の秘書をいつから雇い入れるのかについて明らかにしてほしい

2.2021年4月以降の理事会議事録を開示してほしい

まとめ

麻酔科学会の次期執行部についてがぜん興味が出てきました。
三重のおじさんと勝手に手打ちしても無駄なんですけど、それもわからないひとってことなんでしょうかね??

皆さん、引き続き当ブログにご注目を。

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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